【必見】INTEL N250搭載ノートPCの実力とコストパフォーマンスを考察 

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INTEL N250は6万円台のノートPC、3万円前後の超小型PC(UMPC)に数多く採用されているCPUです。

この記事では、INTEL N250の性能を歴代 Core-i5 と比較すると同時に、INTEL N250搭載ノートPCの価格とスペックからコストパフォーマンスを検証しています。

INTEL N250搭載のノートPCがお買い得か否かを知りたい方は、是非ご一読ください。

目次

INTEL N250は 第8世代のINTEL Core-i5 相当

ベンチマークテストの結果によると、INTEL N250のCPU性能は第8世代Core i5(2017年発売)と同性能で、GPU性能は第11世代Core i5に肉薄します。

2025年1月現在、N250を搭載している製品はまだ見つかっていないため予想となりますが、N150搭載製品のノートPCがメモリ16GB、ストレージ500GB SSDの構成で6万円台、超小型PC(UMPC)では、メモリ8GB、ストレージ256GB SSDで2万~3万円台で販売されています。
これを考慮すると、N250搭載製品はこれより2~3割高い価格に設定されるかもしれません。

性能的にはサブ機として十分な性能ではあるものの、6~7万円の予算を考えるなら、もう少し高性能なCPUも探せるため、コストパフォーマンスは高いとは言えません。
購入は慎重に検討することをおすすめします。

CPU PassMark

6000(推定)

FireStrike

2809(推定)

Canvasで円を横に並べてテキストを描画する Canvasで円を並べてテキストを描画する Canvasで楕円を並べてテキストを描画する

INTEL N250の概要

2025年の1月に発売された INTEL N250は、 2023年に発売された N200の後継製品で、N150の上位製品という位置づけす。N150と同じく第12世代Core-i シリーズから進化した新しいアーキティクチャ(開発コード Twin Lake)が採用されています。

INTEL N150の上位製品とっても、クロックが若干高い(差は0.2Ghz)だけであり、性能はN150とほとんど変わりません。

グラフィックは「Intel Graphics 」を搭載していますが、これは N200 と同じく「Intel UHD Graphics 32EUs (Alder Lake)」であると思われます。クロック数が750Ghz→1000GHz に引き上げられているため、N200より1.3倍ほど性能が向上しています。

INTEL N250の基本スペックは次の通りです。

販売日2025年1月
コア数/スレッド数コア数:4  スレッド数:4
基本クロック3.8 GHz
グラフィックIntel Graphics
TDP6 W
プロセスルール10 nm
最大メモリ容量16GB

INTEL N250搭載製品のコストパフォーマンス考察

2025年1月時点では、INTEL N250が登場して間もないため、N250を搭載した製品はまだ見つかりませんでした。その一方で、同時期に発売されたN150を搭載した数多くの超小型PC(UMPC)が既に市場に出ていますので、今後の動向が気になります。

とはいえ、N150とN250のどちらもほぼ同じ性能です。また、N95、N100、N200との性能差もほとんど誤差範囲に収まると言えます。そのため、あえてN250搭載製品の登場を待つより、N95、N100、N200搭載製品を購入する方が、コストパフォーマンスの面で優れた選択となるでしょう。

今後数か月以内にN250搭載PCが市場に登場した際には、ここに掲載したいと思います。

ベンチマークで性能を比較

下表は、 INTEL N250のCPUスコア(PassMark)とGPUスコア(FireStrike)を、歴代 Core-i5 の性能と比較した結果です。

スクロールできます
世代CPU名称PassMarkGPUFireStrikeコア数スレッド数TDP定格クロック最大クロック発売日開発コード名プロセス
12Core i5 1235U13666Intel Iris Xe G73875101215W2.3GHz4.4GHzQ1'22Alder Lake10 nm
11Core i5 1135G79921Intel Iris Xe G733614815W2.4GHz4.2GHzQ3'20Tiger Lake10 nm
10Core i5 1035G17482Intel UHD15924815W1.2GHz3.7GHzQ3'19Ice Lake10 nm
9Core i5 9400T8441Intel UHD Graphics 63011396625W1.8GHz3.4GHzQ3'19Ice Lake10 nm
8Core i5 8350U6507Intel UHD Graphics 6209904815W1.7GHz3.6GHzQ3'17Kaby Lake R14 nm
INTEL N2506000(推定)Intel Graphics2809(推定)446W3.8GHz-Q1'25Twin Lake10 nm
7Core i5 7200U3359Intel HD Graphics 6208082415W2.5GHz3.1GHzQ3'16Kaby Lake14 nm
6Core i5 6300U3277Intel HD Graphics 5207072415W2.4GHz3.0GHzQ3'15Skylake14 nm
5Core i5 5200U2560Intel HD Graphics 55005942415W2.2GHz2.7GHzQ1'15Broadwell14 nm
4Core i5 4200U2191Intel HD Graphics 44004922415W1.6GHz2.6GHzQ3'13Haswell22 nm
3Core i5 3317U1949Intel HD Graphics 40004112417W1.7GHz2.6GHzQ2'12Ivy Bridge22 nm
2Core i5 2410M1929Intel HD Graphics 30001982435W2.3GHz2.9GHzQ1'11Sandy Bridge32 nm
1Core i5 430M1200Intel HD (初代)不明2435W2.26GHz2.53GHzQ1'10Arrandale32 nm

NTEL N250は2025年1月に発売されたCPUで、第8世代Core i5と同等の演算性能を持っています。ビジネス用途においては、一般的な事務作業やテレビ会議に十分対応できます。

NTEL N250のグラフィック性能は第11世代Core i5に近く、2Dゲームは問題なく動作します。軽量な3Dゲームであれば、設定次第で十分楽しめるでしょう。

まとめ

今回は、INTEL N250の性能を、ネットで公表されているベンチマークを基に歴代のCore i5と比較しました。

2025年1月時点では、このCPUを搭載したノートPC(タブレット含む)や超小型PC(UMPC)はまだ見つかりませんでした。

N150搭載製品が3万円台であることを考えると、N250搭載製品はそれより若干高額になると予想されます。ただし、N95、N100、N150、N200、N250のいずれも似たような性能であるため、コストパフォーマンスを優先するならN250搭載製品は避けた方が無難でしょう。

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